オンラインショップの利用者を増やしたいのであれば、銀行振込やクレジットカード以外の支払い方法も検討してはいかがでしょうか。
NP後払いは、発行した請求書で銀行・郵便局の他にコンビニでも支払いを受け付けてくれるため、日中は忙しい方やカード払い・前払いに抵抗のある層にもアプローチできます。
オンラインショップはもちろん、カタログやチラシからの受注にも利用可能です。
- 高齢者や中高生をターゲットにしたい
- 請求や入金管理の業務負担を減らしたい
- 個人事業主だが後払いを安く導入したい
このような方は、NP後払いがおすすめです。
NP後払いのサービス概要や口コミによる評判などは、このページでご紹介しています。
申込みやより詳しいサービス内容は、公式サイトをチェックしてみてください。
NP後払いの情報まとめ
会社名 | 株式会社ネットプロテクションズホールディングス |
---|---|
サービス名 | NP後払い |
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) |
・オンライン決済 ・店舗決済 ※役務に対する代金決済の場合は一部のみ利用可能 |
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) |
コンビニ 郵便局 銀行 LINE Pay ※利用可能なコンビニブランドの詳細は非開示 |
手数料 |
2.9%~5.0%(月額固定費の価格による) ※請求書発行&郵送代(1件ごとに税抜190円)が別途必要 |
引き落とし日(何日〆何日支払いか) |
毎週(毎週金曜日〆の翌週金曜日払い) 月1回(第1・第3金曜日〆の第2・第4金曜日払い) 月2回(月末〆の翌月末払い・支払日の前週金曜日〆の規定の金曜日払い) |
申込時に必要な書類 |
・サービス利用申込書 ・個人情報取得に関する同意書 ・反社会的勢力と関係がないことの確認書 ・店子申請書 ・登記簿謄本 履歴事項全部証明書(原本) ・印鑑証明書(原本) ※役所発行の書類は、発行日より3か月以内のもの 個人事業主の場合、以下の書類も必要 ・代表者の住民票(原本) ・代表者の印鑑証明書(原本) ・個人事業の開廃業届けの写し(税務申告書の写しでも可) |
審査にかかる時間 | 申込書到着から10営業日程度 |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 |
無 ※初期費用&月額固定費0円の実費(請求件数分)のみ請求のプラン有 |
モバイルでの利用可否 | PC・スマホ・タブレットでの利用可能 |
他社よりも優れている点 |
業界シェア率1位の実績 購入者情報の登録作業もオプションで自動化可能 オプション利用で発送商品に請求書を同梱可能 注文件数で月額費用を選べる豊富なプラン 代金保証(NPより立て替え払い)有 ポイントが貯まる(NPポイントクラブ)ので販促効果有 |
NP後払いは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
NP後払いは、20年ほどの実績をもつ後払い専用の決済代行サービスです。
購入者は商品が届いてから請求書をコンビニや金融機関に持参し、支払うことができるため、クレジットカードを持っていない層へのアプローチが可能です。
利用方法は以下の手順のとおりで、専用のアプリをダウンロードする必要はありません。
- 受注
- 注文情報を管理画面で入力
- 与信結果を確認
- 商品を出荷
- 配送伝票番号の登録
一部の作業はオプションで自動化でき、更に業務を簡略化することも可能です。
すべて管理画面で行うため、インターネットブラウザを開くことのできる端末であれば、PC・スマホ・タブレットのどれでも使用できます。
口コミの欄でも取り上げているとおり、NP後払いは管理画面の使いやすさも定評があります。
そのため、PC操作が苦手な方でも簡単に決済代行サービスを利用できるでしょう。
万が一未回収となっても、売上分は株式会社ネットプロテクションズホールディングスが100%保証してくれます。
NP後払いの手数料はいくら? 他社よりも高い?
NP後払いの利用には、決済1回ごとに決済手数料がかかります。
手数料はプランで異なり、2.9%~5%まで4段階ありますが、利用状況に応じて担当者が個別提案してくれることもあります。
詳しい料率は以下のとおりです。
- Aプラン…5.0%
- Bプラン…4.4%(約92万円以上)
- Cプラン…3.6%(約206万円以上)
- Dプラン…2.9%(約440万円以上)
プランは加入者が自由に選ぶこともできますが、月間取引額が上記の()内の金額を超える場合、該当する各プランへ変更したほうがコスト削減につながります。
ひと月単位でプラン変更できるため、最初の月間取引額が92万円以下となる可能性が高い場合はAプランを選び、92万円以上になれば翌月からBプランへ変更する方法がおすすめです。
多数料が安くなるのであれば最初からDプランに入れば良いのでは、と思う方も多いでしょう。
しかし利用時には決済手数料以外のコストも発生するため、プラン選びは慎重に行わなくてはなりません。
NP後払いは手数料以外に月額利用料はかかる?
NP後払いはプランごとに決済手数料が異なるうえ、その他の費用も一部プランによって変動します。
プランに応じて変動する費用は、以下のとおり月額固定費(月額利用料)です。
- Aプラン…無料
- Bプラン…5,000円
- Cプラン…20,000円
- Dプラン…48,000円
他にも請求書1通ごとに発行・郵送手数料として190円生じます。
商品に請求書を同梱できるオプション「NP後払いwiz」を利用すると1通85円に割引されますが、オプションの月額利用料と初期費用が別途発生します。
「NP後払いwiz」月額利用料は15,000円、初期費用は50,000円~150,000円と高額になるため、請求書1通あたりの値引きによるコスト削減効果と慎重に比較しましょう。
NP後払いを登録する際の審査は厳しい?
NP後払いは、法人だけではなく個人事業主の加入も受け付けています。
生体売買やアダルト商品、デジタルコンテンツなど一部の取扱商品は契約不可となっていますが、少額利用者にも使いやすいプランを用意しており、多くの業態で利用可能です。
そのため、事業規模を理由に審査に落ちることはないでしょう。
サービス業も業務内容によっては利用できる場合があり、NP後払いは特別審査が厳しいとは言えません。
SNSやブログなどでもNP後払いの審査に落ちたと言っているのは、支払いを滞納した購入者ぐらいしか見つかりません。
一般的な商品を取り扱うオンラインショップで、必要書類を不備なく提出できていれば、問題なく審査に通過できるでしょう。
NP後払いの評判は良い? 悪い口コミはない?
NP後払いは長年続くサービスということもあり、導入している企業にも購入者にも名を知られています。
利便性が高いと人気で、「有名なサービスなので安心して利用できる」など知名度があるゆえのメリットも得られます。
この項目では、すでにNP後払いを導入している方の口コミを参考に、実際の評判についてまとめました。
良い口コミ
- 管理画面が見やすい・使いやすい
- 金額変更や取り消しなどの操作がしやすい
- 昼間は忙しくて振込に行けない層の需要が高い
- 初めて当店で買い物する方に安心して利用してもらえる
- 給料日直前の売上減少が軽減された
悪い口コミ
- 問い合わせ時の回答をもう少し早くしてほしい
- 請求書もデジタル化してほしい
- 上限金額が少ない(55,000円まで)
- 上限金額がショップごとではなく累計なのが面倒
上記のとおり、使い勝手の良さと「後払い」特性によるメリットが高評価でした。
PC以外にスマホやタブレットでも操作できる管理画面は見やすく、使いやすいため、機械操作が苦手な方でも問題なく活用できるでしょう。
「24時間営業のコンビニでも支払える」「商品購入後に請求書が届く」「支払期限が14日と長い」など、購入者の都合の良いタイミングで支払える点も好評です。
給料日を気にする必要がないため、導入前は給料日直前に減少していた売上が安定した、と喜んでいるショップオーナーの声もありました。
イマイチと評価された点は、一部のアナログなシステムと、購入者ごとに設けられた上限金額についてでした。
紙の請求書を持ち込まなくてはならない手間と、購入者ごとの上限金額が累計55,000円な点は購入者からのマイナス評価も多く、今後改善が期待される部分です。
上限金額については、よほどの高額商品を取り扱っているショップでなければ気にすることはないでしょう。
まとめ
NP後払いは多くの有名企業もオンラインショップに導入している決済代行サービスです。
そのため購入者側の高い知名度があり、「聞いたことのあるサービス名だから安心」と初回購入のハードルを下げてくれます。
導入するときは、プランごとの決済手数料や月額利用料の違い、オプションごとの初期費用など総合的なコストを把握したうえで自社の売上規模に最適なプランを選びましょう。